■ 環境
OS: Windows 2003 Server R2
DB: Oracle 10g SE R2(10.2.0.4)
■ 状況
Windows Update適用後、サーバー再起動を行ったがOracle DBConsoleサービスが起動せず。5分ほど起動中のまま応答なしになる。
Windows Updateの際にproxyの設定を行ったため(こちらの記事参照)、OracleDBConsoleサービスがProxyを見にいってしまっていたらしい(あくまで推測)
通常であればproxyの設定を戻せば通常どおり起動するのではないかと思われるが…起動しなかった。
致し方ないのでDBConsoleの設定を初期化する。
DBConsole for Oracle Enterprise Manager:猫目的日々からそっくり引用させていただきます。
>set oracle_sid=XXXXX(SID)
>emca -deconfig dbcontrol db
(SIDを聞かれます→入力し、'y')
>emca -config dbcontrol db
(SID、リスナーのポート、SYSのパスワード等を聞かれます→入力し、'y')
暫くすれば、DBConsole は正常に起動する(している)筈です。
(emctl status dbconsole で見ると、deamon がどーとか出ますが、、、EM は使えます)
その後、
>emctl secure dbconsole
で DBConsole をセキュア化する等の再設定を行います。
(SYS と OS のパスワード、ホスト名等を聞かれます)
上記の、
emca -deconfig/-config dbcontrol db
のコマンドですが、DB Control の再構築を行うコマンド(らしい)です。
引用のとおり再構築を行い、無事に起動しました。
ちなみに、OEM上でのバックアップの設定は残ってました。
まあなんつーか、オラクルさん…もうちょっとまともなツール作ってくんないかな〜。
EEでもおんなじような事があるっつーのはどうなんですかね。年間でいくら保守支払っているのかと…。